雲の隙間から射す光【光芒(薄明光線)】を強くする現像~Adobe Photoshop 2023~

今回は、光芒の写真の現像方法について解説します。

今回は、この写真を使用します。

Nikon d500 新潟市
Nikon d500 新潟市
目次

まずはRAW現像

まずは、写真をRAW現像します。

写真の光芒が出来るだけ際立つように現像を行います。

「ホワイトバランス」「明るさ・トーン」「彩度」の基本的な調整を行いましょう。

RAW現像の基本は、Lightroomの記事で解説しているのでそちらをご参照ください。

RAW現像を行ったら、「Photoshop」で写真を読み込みます。

写真のレイヤーを複製

Photoshopで現像した写真を読み込んだら、写真のレイヤーを複製します。

写真のレイヤーを選択した状態で、「Ctrl+J」でレイヤーを複製可能です。

写真のレイヤーを複製
写真のレイヤーを複製

複製したレイヤーをオーバーレイに

複製したレイヤーの描画モードをオーバーレイにしましょう。

すると、光の部分が際立つコントラストのある写真になります。

コントラストの高い写真に
コントラストの高い写真に

暗くしなくていい場所をレイヤーマスクで補正する

オーバーレイで写真を合成すると、シャドウ部分がとても暗くなってしまいます。

その為、暗くしなくていい場所をレイヤーマスクで消します。

複製した写真のレイヤーを選択した状態で、レイヤーパネル下の「レイヤーマスクを追加」をクリックしてください。

レイヤーマスクを追加
レイヤーマスクを追加

あとは、ソフト円ブラシでマスクをかけましょう。

ソフト円ブラシ
ソフト円ブラシ

暗くなりすぎた部分を消していきます。

マスク
マスク

これで完成です!

完成
完成

写真を比較するとこのようになります。

完成

光芒の光を増強させることができました。

天使どころか神が降りてきそうですね。

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この記事を書いた人

当サイトへお越しいただきありがとうございます。管理人の田村健太です。仕事は写真撮影、動画撮影・編集、Web制作を行っています。このサイトでは簡単なデザインソフトについて解説しています。「初心者の方にもわかりやすく」をテーマに更新しています。もしわからない点がありましたら気軽にお声掛けください。

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