今回は、写真をミニチュア・ジオラマ風に加工する方法を解説します。
ぼかしの機能「チルトシフト」を利用した手法です。
チルトシフトって?
ぼかしギャラリーにあるチルトシフトとは、チルトシフトレンズで撮影された写真のように加工する機能を指します。
こちらは、チルトシフトレンズで撮影された写真のようですが、ピントを合わせる場所を自在に操ることができます。
このようにチルトシフトレンズで撮影すると、レンズを開放しても近景と遠景共にピントを合わせたり、逆に上の写真のように一部のみにピントを合わせてミニチュア風に撮影することができます。
このような表現をPhotoshopを使ってやってみましょう。
チルトシフトレンズ風の写真加工
チルトシフトレンズで撮影された写真風に加工します。
Photoshopで写真を読み込む
まずは、写真をPhotoshopで開きましょう。
チルトシフトフィルターをかける
写真にチルトシフトフィルターをかけましょう。
「フィルター」→「ぼかしギャラリー」→「チルトシフト…」をクリックするとフィルターをかけることができます。
「ぼかしの強さ」「ぼかしの位置」「ぼかしの角度」を自由に調整することが可能です。
OKを押して完了です。
ビフォーアフター
色々な写真のビフォーアフターをご紹介します。
渋谷の街並み
渋谷の街並みを加工します。
ヨーロッパの街並み
綺麗な街並みを加工します。
モナコの街並み
憧れのモナコの街並みの写真を加工します。
それぞれ3種類の写真をジオラマ風にしました。
ミニチュア・ジオラマ風に加工するには、大事な要素があります。
それは、見下ろした角度の写真を使うことです。
上からの角度の写真は、よりミニチュアらしい雰囲気になります。
今回の解説は以上になります。ぼかしのチルトシフトを使用して、写真をミニチュア風にしましょう。