文字を斜め(イタリック)に傾ける方法~Adobe Illustrator 2025~

今回は、Illustratorで文字を斜めに傾ける方法をご紹介します。

Photoshopの文字パネルには、「斜体」がありますが、Illustratorでは違う機能を利用します。

Illustratorでは自由に文字を斜体することができます。

目次

Illustratorで文字を斜めにする手順

Illustratorで文字を斜めにする手順は以下の通りです。

まずは、文字を入力する

文字を入力する
文字を入力する

まずは、文字を入力します。

入力された文字を斜体に変えるので、最初に文字を入力しましょう。

選択ツールで入力した文字を選択する

文字を入力したら、その文字を斜体にするために、入力した文字を選択ツールで選択しましょう。

文字ツールで入力後に「Ctrl+Enter」を入力すれば、自然と文字は選択状態になります。

もし、文字を入力した後に、選択ツールで他の場所をクリックしてしまい、文字が選択状態で無ければ、選択ツールで選択をしましょう。

変形パネルで文字を傾ける

変形パネル
変形パネル

変形パネルを開いてください。

変形パネルの中にオブジェクトの角度を変える「シアー」という機能があります。

シアー
シアー

この「シアーに角度を入力」か「ドロップダウンリスト内の角度を指定」すれば、文字を含めたオブジェクトが斜めになります。

シアー角度のドロップダウンリスト
シアー角度のドロップダウンリスト

好きな角度を指定したら完成です。

完成

+20°シアー
+20°シアー

上の画像は、20°文字を傾けたものです。

文字だけでなく、オブジェクトも傾けることができるので、アウトライン化した文字でも問題なく傾けることができます。

傾けた文字を元に戻す場合

一度傾けた文字を元に戻す場合は、最初に入力したシアーの角度と同じ数値のマイナスの角度を入力して変形しましょう。

(例)20°シアーをかけたオブジェクトを元に戻す場合→シアーに「-20」と入力する。

これで元に戻すことが可能です。

まとめ

Illustratorには、文字をイタリックにする機能は搭載されていません。

変形パネルのシアーでオブジェクトを傾けて対応しましょう。

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この記事を書いた人

当サイトへお越しいただきありがとうございます。管理人の田村健太です。仕事は写真撮影、動画撮影・編集、Web制作を行っています。このサイトでは簡単なデザインソフトについて解説しています。「初心者の方にもわかりやすく」をテーマに更新しています。もしわからない点がありましたら気軽にお声掛けください。

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